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POCA STORY

~POCAができるまで~

​ハタチ頃、

布ナプキンと出会い、その使い心地の良さにびっくりしました。

その後、オーガニックコットン製品も取り扱うベビー用品の会社でベビーの身の回りのモノの企画デザインに携わることができ、



その頃、外国のカラフルでかわいい布おむつを知りました。気になったものの、実際に使う場面もなく、そのまま時が過ぎ…

会社を退社。

第一子出産。​
 

私自身、布ナプキンの使い心地が好きだったので、あかちゃんのおむつも布にすることにしました。

"どんな布おむつが使いやすいのだろう"

いよいよ実際に試す機会がきました。

防水効果の高い化学繊維のもの。

防水効果の一切ないオーガニックコットンのもの。

外国のカラフルでかわいいもの。

国産の日本人のあかちゃんの体型に合うように作られたもの。

アウトドアブランドの早く乾くハイテク素材のもの。

紙おむつも。

いろんなおむつを試しました。

そして思ったことは

•やっぱり天然素材は気持ちいい。

•でも、すぐにモレてしまうものは、気になってストレスになる時もある。

•乾きが早いと使い回しがすぐ出来て、必要な枚数を減らすことができる。雑菌の繁殖も抑えられる。

•洋服を選ぶ時のように、布おむつも布ナプキンも、かわいいと気分がわくわくする。

•複雑なデザインでギャザーや縫い目が多いと汚れが取りずらかったり、あかちゃんの肌を傷つけることがある。

•防水加工布、ハイテク素材は使いはじめは良いけど、毎日使い、洗うと防水効果がだんだん劣化してしまうこともある。

•身長、体重を目安にしても体型はこどもにより様々でぴったり合うサイズをみつけるのは難しく、また、こどもの成長の早さは想像以上ですぐにサイズアウト。

と、実際に毎日使っていろんな事を感じました。

​第一子出産から2年後、第二子出産。​
 

今度は手作りの布おむつカバーを作ってあかちゃんを迎えました。

試行錯誤を繰り返し、ようやく原型が出来ました。

縫い物が得意なお母さん仲間に縫製を手伝ってもらい、実際に使ってみてくれるお母さん仲間から意見を聞き、さらに改良を重ね、この素材、カタチに辿りつきました。


 

•あかちゃんの肌に優しい素材、カタチであること。肌に触れる生地は天然素材。あかちゃんの自由な動きを妨げないカタチ。

•モレにくいこと

•シンプルで洗いやすく、乾きやすい素材、デザインであること。

•毎日の洗濯にも耐えられる丈夫さがあること。

•体型、成長に合わせてサイズ調節が自由に出来ること。

私は1980年生まれですが、母に聞いたところ、布おむつで育ったそうです。

ふたつ下の弟の時代から紙おむつが一般的になり、その頃から紙おむつも使われだしたようです。

私はギリギリ布おむつ世代だったことが分かり、この様式を残していきたいとさらに思いました。

紙おむつ、紙ナプキンは石油から特殊な技術で作られています。

どちらも肌に直接触れるものだから、その中に含まれる化学物質も体に取り込まれていきます。ゴミも増えます。

様々なからだの症状、悩み。原因はいろいろなところにあると思いますが、

布おむつ、布ナプキンを使うことで その人本来の健康なからだに近づけるはず...

と考えています。なにより布ですから、洋服と同じように外からの刺激、冷えから身体を守ってくれます。



「からだをあたためる」ということはそれだけでもすごくからだに良いことだそうです。

女性のからだは新しいいのちとつながっている。

あかちゃんの健康は大人が守るもの。

天然素材の布のもつ心地良さは、からだにもこころにも地球にも優しいものです。



ライフスタイルや、体調、気分に合わせてストレスを感じない程度から布おむつ、布ナプキン生活が楽しく広がっていっていったらいいな。



毎日、布とお日さまと暮らし、お月さまと暮らし、身体も心もぽかぽかに。

そんな気持ちで、母たちの手でひとつひとつ心を込めて作っています。



Designer : maki

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